Google Search Consoleの「許可されていない属性まやは属性値がHTMLタグにあります」というエラーでお困りのあなた。
この記事では、私が経験したGoogle Search Consoleのエラーを4つのステップで解決した方法をご紹介しています。
「許可されていない属性または属性値がHTMLタグにあります」のエラー状況の確認
Google Search Consoleにログインして、エラーの内容、場所（URL)、エラーを検出された日を調査します。
ウェブ・ブラウザーのGoogle Chrome（ディベロッパー・ツール）でエラーの出ているウェブ・ページをHTML形式でチェックします。
「許可されていない属性または属性値がHTMLタグにあります」のエラー原因の解析
確認された内容から、私が経験したエラーの原因として次のようなことが考えられました。
第１に、HTML形式のサイトマップ作成にワードプレスのプラグイン「PS Auto Sitemap」を使っているので、別のプラグイン「Google XML Sitemaps」の「HTML形式でのサイトマップを含める」の設定が有効になっていると、HTML形式のサイトマップが「Google XML Sitemaps」と「PS Auto Sitemap」とで2重になっている。
- XML形式のサイトマップ(sitemap.xml) は、グーグル・サーチのような検索エンジンのために、各サイト・ページを巡回して主要語句をデータベースに保存してインデクス化するクローラーが、巡回すべきサイトのページを理解するために、XML(Extensible Markup Language)で書かれたマップ。
- HTML形式のサイトマップは、ウェブ・サイト訪問者が興味のある記事を探すのを助けるために、HTML(Hyper Text Markup Launguage )でかかれたマップ。
第２に、Google XML SiteMapsからサイトマップを送信しているGoogleやBingといった検索エンジンはXML形式のサイトマップが理解できるので、HTML形式のサイトマップを送信するとXML形式と2重になってしまい、エラーの原因になる可能性があります。
「許可されていない属性または属性値がHTMLタグにあります」のエラー改善の行動
「エラーの原因の解析」で考え出した2つの原因解決に有効な共通の方法として、使用しているワードプレスのプラグイン「Google XML Sitemaps」の「HTML形式でのサイトマップを含める」を解除するに設定しました。
Google XML Sitemapsの「HTML形式でのサイトマップを含める」はXML標準のサイトマップが理解できないボット（または、クローラー）のために用意されたものです。
一方、Google XML SiteMapsからサイトマップを送信しているGoogleやBingといった検索エンジンについて、XML形式のサイトマップは正しく通知され、ステータスも「成功しました」となっています。
「許可されていない属性または属性値がHTMLタグにあります」のエラー改善の検証
「Google XML Sitemaps」の「HTML形式でのサイトマップを含める」を解除に設定した後、次の作業をします。
- Google XML Sitemapsでsitemap.xmlを更新（具体的な方法は下線部をクリック）
- Google Search Consoleでsitemap.xmlを送信 （具体的な方法は下線部をクリック）
数日後、Google Search Consoleからエラーが消え、問題が解決されました。
まとめ
Google XML Sitemapsを使用する場合は、「HTML形式でのサイトマップを含める」を解除するに設定しておきましょう。
